– スイス, ローザンヌ
3月の8, 9日と18日に, ISUはメルドニウムに関する違反が疑われる分析報告により, 以下の選手を暫定的に出場停止としたことを確認した:
エカテリーナ・ボブロワ (ロシア) フィギュアスケート
セミョン・エリストラトフ (ロシア) ショートトラック
エカテリーナ コンスタンチノワ (ロシア) ショートトラック
パベル クリツニコフ (ロシア) スピードスケート
メルドニウムについて, WADA (世界アンチドーピング機関)は現状では排出時間についての明確な科学的情報が欠如していることを認め, 特定の状況では選手の一部には過失あるいは不注意がないかもしれないと考える.
上述のすべてのスケート選手は, メルドニウムが禁止リストに掲載された2016年1月1日以前にその使用を止めていたとISUにはっきりと確信させた. 与えられた情報に照らして, ISUは4人に与えられていた暫定的出場禁止を解除し, 即時有効とすること, 結果管理プロセスを保留し, 従って現段階で何れの結果についても失格としないことを決定した.
後の科学的検証により上に掲げた選手が2015年12月31日以降もメルドニウムを摂取したことが明らかになった場合には, 結果管理プロセスは再開される.
ISUは今後新たな科学的証拠が提出されるまで, これ以上のコメントを一切行わない.