NHK杯ISUグランプリフィギュアスケート – 予告

– 日本, 長野

ISUグランプリフィギュアスケート2015/2016は, 今週11月27~29日, 6戦目で最終戦となる長野(日本)のNHK杯へと続いている. NHK杯は選手たちにとってグランプリフィギュアスケートファイナル出場権を獲得する最後の機会となる. 選手たちはグランプリ大会毎に与えられる180,000米ドルの賞金も競うことになる.

出場する有力選手の概観

現オリンピックチャンピオンの羽生 結弦 (日本)が男子に出場する. 先のスケートカナダ国際での銀メダルをもって長野に乗り込み, バルセロナへの出場権を狙っている. アウディ杯中国大会で銀メダルを獲得した金 博洋: ボーヤン・ジン (中国)と, ボンパール杯で2位(ショートプログラム順位だがボルドーではフリースケーティングがキャンセルされたためショートの順位が最終順位としてカウントされる)のマキシム・コフトゥン (ロシア)が表彰台とグランプリファイナルを狙っている. 他の出場選手は無良 崇人(日本), ミハル・ブジェジナ (チェコ), エラッジ・バルデ (カナダ), グラント・ホッホスタイン (アメリカ) などである.

3度の世界チャンピオンに輝いた浅田 真央 (日本) が女子に出場し中国での勝利に続き見事な復帰シーズンを続けたいと願っている. スケートカナダで勝利したアシュリー・ワグナー (アメリカ), 2015年銀メダリストの宮原 知子 (日本)と, アンナ・ポゴリラヤ (ロシア)も大会に参加する. ワグナーと宮原はファイナルへのチケットを獲得できる位置につけている. 他の出場選手はケイトリン・オズモンド (カナダ), 李子君: ジジュン・リー (中国), アリョーナ・レオノワ (ロシア), 長洲 未来 (アメリカ) などである.

2015年世界チャンピオンのメーガン・デュハメル/エリック・ラドフォード (カナダ)は長野でシーズンを継続しホームのレスブリッジでの勝利に続く金メダルを狙っている. 表彰台とグランプリファイナル最後のイスを賭けた戦いは, スケートアメリカ銀メダルのshould be tough with Skate America silver medalists アレクサ・シメカ/クリス・クニエリム (アメリカ), 中国杯銅メダルの于小雨: シャオユー・ユー/金揚: ヤン・ジン (中国), ボルドーのショートプログラムで2位のヴァネッサ・ジェームス/モルガン・シプレ (フランス) にとって厳しいものとなるだろう.

アイスダンスはスケートカナダ銀メダリストのマイア・シブタニ/アレックス・シブタニ (アメリカ), スケートカナダ銅メダリストのエカテリーナ・ボブロワ/ドミトリー・ソロビエフ (ロシア), ボルドーのショートダンスで1位のマディソン・ハベル/ザカリー・ダナヒュー (アメリカ), 同じくフランスのショートダンスで3位のアレクサンドラ・ステパノワ/イワン・ブキン (ロシア)と, ボルドー4位のペニー・クームズ/ニコラス・バックランド (英国)による面白い争いになるだろう.

9加盟国からの総勢55名の選手/組がNHK杯を競う. 全エントリーリストとISUグランプリフィギュアスケート2015/2016の結果については, www.isu.orgのSingle&Pair Skating/Ice Danceを参照し, Grand Prixを選択頂きたい.

NHK杯のスケジュールは以下の通り:
11月27日(金): ペア, 男子, 女子のショートプログラム
11月28日(土): ショートダンス, ペア, 男子, 女子のフリースケーティング
11月29日(日): フリーダンス, エキシビション

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